今小学校と幼稚園の子供がいる母子家庭なんだけど、まとまったお金が必要になったから限度額も大きくて金利も少ない銀行で借金できないか考えてる。でもネットの口コミとか掲示板とかで話を聞くと母子家庭ってだけで門前払いとか審査の最初で落とされるなんていうの聞いちゃったんだけどホント?
まだどこからも借入してないし車とかも家とかも買ってないからローンすら組んだことないんだけど借家だしパートだし難しいかな?年収は250万円で職場の勤続年数は3年と4か月。カードローンでいいんだけど借りられる?
母子家庭でも借金はできるけど注意点はありますね
小さいお子様を抱えてご苦労されているかと存じますが銀行でのカードローンでしたらそこまでご心配されることはないかと思われます。まずネットで飛び交っている「母子家庭だから審査が厳しい」ということは全くもってありません。むしろ別のところで審査にひっかかっているほうが多いでしょう。
まず一つにやはり他社への借金借入件数が多ければどんな銀行でも比較的借金がしやすいとされる消費者金融でも審査は厳しくなります。消費者金融は総量規制というものがあるので厳しくなるのですが銀行でも規制がなくとも借金が多い人に貸したいとは思わないはずです。
次に年収。車のローンや住宅ローンでは300万円以上の年収を求められたりもしますがカードローンの場合でしたら大丈夫だと思われます。借入限度額は低めに設定されますが専業主婦でも借りられるんですよ。安定した収入があれば借入は可能です。
あと勤続年数ですが1年や半年といった短い期間でなければ大丈夫です。3年以上となれば問題ないでしょう。ただ賃貸でお住まいとのことですがあまり転居ばかりされていると安定した住居ではないので金融機関からちょっと質問される場合もありますがめったなことでは聞かれないとは思います。
初めての借り入れで不安も多いかもしれませんが一度銀行カードローンのホームページをのぞいたり直接銀行に伺ってみるとなおいいでしょう。最初は借り入れ可能金額も少ないかもしれませんが返済を重ねて信用を作れば多く借入することもできるようになりますよ!
母子家庭でも借金が認められる福祉団体や制度
母子家庭ですと母親が働きに出ることになります。その間、子どもは保育園や幼稚園に預ける形になりますので、給与から保育費を支払いさらに生活費などを差し引けば、ほぼお金が残らず貯金をすることもままなりません。子どもの教育費を確保できなければ貧困の連鎖となり、生活苦から抜け出すことができなくなりますので借金をすることでしのぐことになります。しかし、返済の見込みがなければ銀行はもちろんのこと、消費者金融会社からもお金を借りることはできません。
そこで母子家庭を支援している福祉団体や自治体や国の制度を活用してお金を借ります。これらは居住している地域によって制度が異なりますので一概には言えませんが、保証人を立てることができれば一定期間は返済が猶予されることがあります。期間が長い例では数年間は無利息無返済でお金を借りることができ、子どもが大きくなるまで借金の心配をしなくて済みます。また、母親本人もしくは子どもが重い病気を患った時には高額療養費貸付として保証人不要となる場合もあります。生活に困窮していると民間の保険会社の保険に加入することは難しいので、緊急事態に備えてこのような制度が整備されているのです。さらに出産のための一時金や、福祉サービスを自宅で受けるための貸付そして奨学金の貸付も行われています。それぞれ金額が異なりますが、低利息もしくは無利息であれば生活レベルを落とすことなく、子育てに専念できます。
母子家庭ですと別れた夫の借金を背負ってしまっているというケースがありまして、返済をするだけで母親の収入が消えていってしまいます。そうなれば自己破産を勧められることがありますが、手続きをするにも数十万円かかってしまうのです。その場合は法律扶助という形で手続きのためのお金を全額立て替えてくれる制度があります。自己破産後は毎月数千円ずつ、立て替えてもらったお金を返済することになりますが、これまで毎月数万円の返済だったことと比べらればかなりの軽減になります。